misty seat rail impression
愛媛県  TM  H17(2005) ワゴンR MH21S 装着シート トヨタ純正LX

ユーザーコメント

以前にドイツ車を数台乗り継いだとき、ドイツ車のシートは腰が痛くならず、疲れも少ないものばかりでした。
仕事の都合で国産軽自動車に乗ってるのですが、好みのポジションがとれない、お尻がすぐ痛くなる、腰は痛い…我慢できずレカロへの換装を決意しました。

取り付け作業は、HPの手順を参考にして行いました。
純正シートの取り外し・シートベルトバックルの移植・シートレールのセッティング・シートの装着…までは順調に進んだのですが、ポジション調整のボルトで固定するのがとても手間がかかりました。シートが重いので2人で作業することと、アダプターはシートに取り付けた状態で車へ運び込んだほうが作業しやすいと思います。
それと、「本締めするとスライドが動かなくなる・・・」という埼玉県 のTS様のインプレッションを予め読んでいたから、すぐ判ったのですが、やはり同じようにスライドが渋くなります。いろいろボルトを緩めてスライドさせて、また締めてを繰り返していると、右後ろのフロアーとアダプター固定箇所に隙間があればスムーズ
にスライドするようです。大ワッシャー(ホームセンターで売ってます)を数枚挟んで、ボルトを少し長いもの(これもホームセンターで売ってます)にして、あとはレールを前後にスライドさせながら各ボルトを本締めし、完了となりました。

個人的にポジションは高めがよかったので、前後とも一番高い位置にしました。
この位置でだいたい純正より少し高いくらいだと思いますが、もう少しヒップポイントを高くしたかったので、さらに大ワッシャーを数枚、後ろのフロアーとアダプター固定箇所に挟んで高くしています。
あと、ピラーとの干渉ですが、右側はほとんど隙間がありませんので、ダイヤルは左側にないと苦労すると思います(私のはもともと左にしかダイヤルがありませんでした)。助手席との間隔
は十分あります。

Pick Up より

インプレッションの投稿ありがとうございます。

確かにポジション調整はボルトナットでの固定のため、車内での作業は若干はやり難いかもしれませんが、
新規格タイプのシートレールは主にシートレールのレッグの長くなる車種に採用しておりますので、全て組んで車内へ入れようとすると、座面以下が長くなり、ドアトリムやステアリングに長いシートレールのレッグをぶつけないように入れるのが難しいので、アダプターは先にフロアへ本締固定されてからシートを車内へ入れることを推奨します。なお、取り付け方は自由なのでやりやすいやりと思うやり方でやっていただいたら結構です。
ポジション調整は一旦は一番低い位置で4箇所にボルトのみを差込み、一番高くする場合は一機に最上段へ上げるとアダプターととの角度の問題でキツイので、手間でも後方へスライド後にフロントをまず1段ずつ上げ(ボルトのみ差込)、次に前方へスライドしリアを2段上げ、また、後方へスライドしフロントを最上段へ、前方へスライドしリアも最上段にしてからナットをかけて下さい。これならシートの重みも利用できるので一人でも出来るかと思います。

また、スライドが渋くなるのは新規格のレール(MH21Sは新規格タイプです)では過去に同じような事象が無かったため原因が特定できません。調査してみますが、本締めでスライドが渋くなるのはレールの捻れが原因ですので1ポジションタイプではフロアの固定時のトルクのかけ方によっては十分可能性があります。ただ新規格のレールではアダプターとスライドレールを分けておりアダプターとスライドレールの固定はボルト、ナットでナットはアダプターに溶接していません。アダプターのフロアのボルトの本締めはシートを入れる前あるいは順番からするとアダプターとスライドレールのボルト、ナットの本締め前に済んでいるはずなので、仮にフロアの本締めでアダプターが歪んだとしてもスライドレール、、アダプター共に楕円穴を採用しておりアダプターの歪みがスライドには影響しないはずなのですが現時点では原因は判りません。アダプターとスライドレールのボルト、ナットの本締めで渋くなるならレールの捻れが考えられますので、最後にトルクをかける時に外側のボルトを締めずにナットを内側から回し締めるようにすればレールは捻れ難くなります。