1.シート交換について
純正シートからレカロ(スパルコ)シートへの交換作業は比較的簡単なカーチューニングです。Do it yourselfでの作業は手動シートの交換はタイヤ交換より少し上、オーディオ交換よりはズット簡単です。 シート交換後の達成感が大きいので、是非、当店のサポートページを参考にご自分で作業されることをお勧めします。 シート交換の流れは簡単に言えば、純正シートの取り外し、純正シートからシートベルトバックルの取り外し、そのシートベルトバックルをレカロ用(スパルコ用)シートレールへ移植、シートレールをレカロ(スパルコ)シートへ装着、レカロ(スパルコ)シートを車内へ入れ純正ボルトで固定。作業終了です。 それでは順を追って説明いたします。 |
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2.純正シートの取り外し@
注:サイドエアバック装着車およびアクティブシート車は、まずバッテリーのマイナス端子を外しコンデンサーの蓄電を放電さすため3分間経ってから作業に入って下さい。コンデサーの放電の判断はホーンを鳴らす等(鳴らなければ放電完了)でご確認ください。 サンプル車両はシビック型式ESに標準タイプ(ハイト4段階調整)シートレールを使いレカロLX-VFを装着します。 純正シートのほとんどがシートとフロア固定部にプラパーツカバーが装着されていますので、このプラパーツをマイナスドライバー等を使用し外してください。 ほとんどの場合は爪で掛かっていますが、中にはビスの場合もありますので、良く見て判断してください。 |
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3.純正シートの取り外しA
プラパーツを外しますとフロアに固定されているボルトが出てきますので、プラパーツを前後共に全て外して下さい。
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4.純正シートの取り外しB
フロアに固定のボルトをすべて外します。ほとんどの車は4点止めですが車によっては5点止めもあります。 作業としてはボルトを1本づつ外して行くより、全てのボルトを緩めてから、ボルトを外すほうがやり易いと思います。 写真では前方へスライドした状態となっていますが、シートを外す前はスライドレールはニュートラルの位置にしておいてください。 |
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5.純正シートの取り外しC
フロアボルトが外れれば、シートを少し浮かしベルトバックルのコードのカプラーを確認します。 注:しつこいようですが、サイドエアバック装着車およびアクティブシート車は、まずバッテリーのマイナス端子を外し3分間経ってから、シート下のカプラーおよびベルトアンカーのカプラーを外して下さい。この放電の作業を忘れますとカプラーを外したとたんインジケーターランプが店頭してしまいます。車種のよては、インジケーターランプの消灯作業はディーラーへ車を持ち込まないと出来ません。
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6.純正シートの取り外しD
そのベルトバックルのコードのカプラーを外し、また、シートとフロアを繋いでいるものは全て外してください。 この時、サイドエアバック装着車の場合はサイドエアバックの黄色いカプラーも外してください。
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7.純正シートの取り外しE
純正シートを車外へ取り出します。 運転席の場合はステアリングに、助手席の場合はフロントのインパネにタオル等を架け、万一、シートの脚等がぶつかってもダメージが少なくて済むようにしておきましょう。 ドアステップやコンソールにも架けておくこともお勧めします。 |
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8.純正シートの取り外しF
シートクッション部とバックレストの隙間に手を入れ片方の手はバックレスト部に架け、シートクッション部をを持ち上げるようにする方が持ちやすいです。 |
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9.純正シートの取り外しG
シートの角度を上手く利用して、シートを回すように車外へ出します。 この時、レールの脚がコンソール、ステアリン、ドアパネルの順に通りますので、ヒットしないように注意して下さい。 |